上村松園ら３代の名画を鑑賞 松伯美術館で「温故知新」展
2016年01月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
近代美人画の大家、上村松園と花鳥画で知られる松篁、淳之の親子３代が描いた日本画３６点を集めた「上村松園・松篁・淳之『温故知新』展～古典は宝の山！」が奈良市の松伯美術館で開かれている。３１日まで。
館内には３人の描いた日本画の名品３６点が展示されている
松園の作品では明治～昭和初期に描かれた美人画の下絵など１４点を展示。松篁はローマの壁画に影響を受けた「春園鳥語」や中国の古典に影響を受けた金魚の日本画など１２点を、淳之は狩野派に影響を受けた「白鷹」や「四季花鳥図」のびょうぶ絵など１０点が鑑賞できる。
開館は午前１０時～午後５時（入館は午後４時まで）。月曜休館（１１日は開館し、翌１２日は休館）。入館料は高校生以上８２０円、小中学生４１０円。問い合わせは同館（☎０７４２・４１・６６６６）。
【関連記事】
新春わかくさ能 「内外詣」「佐渡狐」など上演 １１日に奈良春日野国際フォーラム甍で
音楽で文化向上２０周年 ならイメック １月１７日に記念式典と演奏会
（関西のニュースは産経ＷＥＳＴ http://www.sankei.com/west/west.html）
