最新機器完備、放射線治療センター開設 大和高田市立病院
2016年02月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
大和高田市立病院に、最新機器を備えたがんの放射線治療を行う「放射線治療センター」が開設された。
放射線治療は、外科療法や薬物療法と並ぶがん治療の三本柱の1つ。センターは、管理部門や教育研修センターがある「放射線治療棟」(鉄骨3階一部鉄筋コンクリート平屋建て、延べ約1600平方メートル)の1階に設置され、専門医や医学物理士、放射線治療専門技師などのスタッフが常勤している。建物などを含めた総事業費は約14億円。
病院の砂川晶生院長は「最新鋭の高性能機器を導入し、高度な専門性を有した優秀なスタッフを結集できた。放射線治療センターを核としてこれからの時代に対応し、さらに発展していくべく、職員一丸となって努力する」とあいさつした。
【関連記事】
インフルエンザ流行の兆し 手洗い、うがい、マスクの徹底を 県が注意報発令
「重粒子線」でがんを治療 放医研と東芝が開発、平成28年度内に実用化へ
【話の肖像画】音楽プロデューサー・つんく♂(1)声帯摘出で「もっともっと生きたい」
【がん電話相談から】甲状腺乳頭がん術後9年、頸部、肺、脳に転移
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)