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大和郡山の民話「白狐源九郎」を歌語りで魅せる 12日に県立美術館で開催


 ピアノの音色を背景に、歌と朗読による1人芝居の公演を続けている「言葉小箱―ことのは・こばこ」が12日、大和郡山市の民話にもとづく創作コンサート『白狐源九郎(びゃっこげんくろう)』を上演する。

公演に向けて意気込みを語る中橋さん(右)と渡里さん

公演に向けて意気込みを語る中橋さん(右)と渡里さん

 「言葉小箱」は奈良市在住の声楽家、中橋怜子さんと、ピアニストで雑誌『月刊奈良』のライターでもある渡里拓也さんの2人で平成17年から活動。渡里さんのほか4人のピアニストが公演ごとに交代し、常時2人で上演している。

 これまでに県内外の小中学校で行った公演は120回。平和や命の大切さなど、各回ごとにさまざまなメッセージが込められている。

 今回の題材は、歌舞伎の「義経千本桜」でおなじみの源九郎狐。源義経の妻、静御前が持つ「初音の鼓」が親狐の皮でできていたことから白狐が慕い、義経の家臣に化けて2人を守る。狐と見破られるが、義経は忠義心が強く親思いの白狐に感銘を受け、自らの名「源九郎」を白狐に与える―という物語だ。

 大和郡山に伝わるこの民話に「親子の絆」を見いだしたという中橋さんは、文献を読んで公演用の脚本を創作。脚本からイメージした楽曲を渡里さんが書き下ろし、約90分の「歌語り」形式の作品を完成させた。

 中橋さんは「公演を通じて郡山のヒーロー、源九郎狐を全国にPRできれば」と意気込む。上演は午後2時から、奈良市の県立美術館1階レクチャールームで。先着70人で、入館料が必要。問い合わせは、主催する現代奈良協会(☎0742・23・4831)。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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