結構なお点前でした 東大寺学園幼稚園の園児が保護者参観で披露
2016年03月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
東大寺学園幼稚園(奈良市)で、園児らが学んだ茶道のお点前を披露する「お茶のお点前参観」が行われ、年長組の園児約40人が保護者らにお茶を点てた。
同園では平成20年から毎月1回、茶道教室を開催しており、園児らはお茶室への入り方やあいさつの作法から少しずつ稽古。「お点前参観」は卒園を前に稽古の集大成を見てもらおうと、26年から毎年行っているという。
園児たちは1人1人正座し、自分の保護者にお点前を披露。「お茶はいかがですか」と園児が問いかけると「おいしかったです」と保護者らも笑顔で答えていた。
奈良市の主婦、高田規子さん(42)は「家ではわんぱくで落ち着きがないのに今日はすごく落ち着いていて、成長に感動しました」と感激した様子。次男の遼輝くん(6)は「お母さんに渡すときはドキドキしたけど、喜んでもらえてよかった」と笑顔を見せた。
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