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河瀬直美監督提唱の「なら国際映画祭」ピンチ 奈良市が補助金全額カット


 2007(平成19)年にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、5月に行われる同映画祭で2部門の審査員長を務める河瀬直美監督の提唱で始まった「なら国際映画祭」が、4回目となる今年は開催の危機にひんしている。総事業費の約3分の1を補助予定だった奈良市の新年度予算案が議会で修正され、補助金1260万円が全額削減されたためだ。映画祭実行委は開催日数の短縮も検討するなど対応に追われている。

前回の「なら国際映画祭」であいさつする河瀬直美監督(中央)=平成26年9月、奈良市

前回の「なら国際映画祭」であいさつする河瀬直美監督(中央)=平成26年9月、奈良市

 なら国際映画祭は新人監督の発掘と奈良からの映画発信を目指し、奈良市出身の河瀬監督が提唱。平成22年から2年に1度開催している。奈良に世界の若手監督を招聘しての作品制作にも取り組んでおり、同映画祭で制作されたメキシコ人監督の「祈-Inori」は2012年、スイスのロカルノ映画祭で新鋭監督部門の最高賞を受賞した。

 実行委はNPO法人で、運営費は協賛金やチケット収入。奈良市は2回目から1千万円以上を補助しており、今回も補助金1260万円を28年度当初予算案に計上したが、市議会の予算審議が火葬場建設をめぐって紛糾。この関連費に加え、映画祭への補助金も全額削減した修正案が議員提案、可決された。仲川げん市長は審議やり直しを求める再議に付したが30日の本会議で再可決され、補助金の全額削除が決まった。

 修正案を提案した市議会最大会派「奈良未来の会」の中西吉日出幹事長は「(映画祭は)市民生活に直結しておらず、行政が補助金を出す事業ではない」と説明。仲川市長は補正予算への計上は難しいとして「違う形での支援を検討したい」と話す。

 実行委は今回、前回より2日間長い9月17~22日の計6日間の開催を計画。約90作品の上映のほか、各地の映画祭とのコラボなどの新企画も予定。昨年末から募集したコンペには国内外から約2千件の応募があり、総事業費は約4千万円と見込んでいた。だが、突如3分の1の削減が必要になったため、来週にも急遽臨時理事会を開き、対応を検討するという。

 実行委の理事の一人は「何とか規模を変えず、予定通り開催できるようにしたい」と強調。河瀬監督は「映画祭は奈良の良さを世界に発信するためにやっているので、(補助金の削減は)残念。せっかく実ったつぼみをつんでしまうことにならないよう願う」とコメントした。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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