83キロの氷残る 御所市立葛小学校の氷室開封 700キロ保存から約半年
2016年05月13日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
御所市立葛小学校で、児童らが今年1月に約700キロの氷塊を入れて封印した「氷室」から、氷を取り出す開封式が行われた。12回目となった今回は83・3キロの氷が残っていた。
同校では昔の知恵を再現する総合的な学習として、校内にある「葛氷室」での氷の保存に挑戦している。今年1月15日、現在の6年生の児童が氷と氷の間にかんなくずをはさみ、柿の葉などで包む方法を考案し「柿の葉ひむロール」と命名。約700キロの氷を封印した。
今月10日、開封した氷室には大きな氷のかたまりも。残っていた氷の重さは計83・3キロで、6年生の高木琴菜さん(11)は「100キロを超えなかったが、大きなかたまりが出てきてうれしかった」と話していた。
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