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高齢者に寄り添う、話し相手になる「傾聴ボランティア」の活動広がる


 病院や特別養護老人ホームなどで高齢者の話し相手となる「傾聴ボランティア」。県内にも今年3月、傾聴ボランティア同士の情報交換やスキルアップを目指して「県傾聴ボランティア交流会」(橿原市)が設立された。県内で活動するボランティア団体「健やか交流塾」など複数の団体が参加。共通の研修会などを開いてネットワークを広げていく予定だ。

 同交流会に所属するメンバーは約130人。それぞれ地元の病院やホスピス、特別養護老人ホームで活動している。

 担当者は「これまでは各団体がバラバラで活動していたが、交流会をつくることで傾聴ボランティアの活動の場を広げ、つながりを強くしていきたい」と話す。活動している県内の全団体が参加しているわけではなく、趣旨に賛同した団体が参加しているという。

 傾聴ボランティアは、カウンセリングの基礎を学んだ高齢者が、悩みや不安を持つ同世代の高齢者の話し相手となり、心の負担を軽くすることが目的。話している内容を批判せず、受け止めて聴くことで、孤独な高齢者に癒やしや安心感を与え、生活意欲の向上につなげるという。

 この手法は米国で30年以上前に始まり、日本でも数年前から広がっている「シニア・ピア・カウンセリング」といわれるもの。悩みを抱える高齢者だけでなく、カウンセリングをする側の高齢者の生きがいにもつながり、高齢者の新たな社会活動の方法として注目されている。

 傾聴ボランティアは、各団体が実施している養成講座を受講してカウンセリングの基礎を学ぶ必要がある。担当者は「県内のボランティアの数はまだまだ少なく、活動の場も十分に整備されていない。交流会を組織することで、改善していきたい」と話している。ゆくゆくは一元的な養成講座の提供なども検討していくという。詳しい問い合わせは交流会(☎0744・29・0120)へ。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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