「一日も早い復興を」 春日大社が熊本地震の義援金を寄付
2016年05月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
春日大社(奈良市)は、参拝者から集めた熊本地震の義援金約39万円を、日本赤十字社奈良県支部に寄付した。
同大社では4月16日から、参拝所に熊本地震の被災地支援を呼びかける募金箱を設置。本震から1カ月となった5月16日、同社の西村泰宏禰宜らが日本赤十字社奈良県支部を訪れ、集まった義援金を寄付した。募金箱の設置は今後も続けるという。
同社では東日本大震災以降、被災地の復興を願って祓詞を奏上。毎朝午前9時ごろから行っており、誰でも参加できるという。
西村禰宜は「不自由な生活をされている方がたくさんいるので、一日も早い復興を願っています」と話していた。
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