「執念持って、泥臭く」 リオ五輪柔道、大野将平選手の壮行会開かれる
天理大出身でリオ五輪柔道男子代表の大野将平選手(24)=旭化成=を激励する壮行会が5日、天理大のある天理市内で開かれた。
壮行会は天理大柔道部OBなどでつくる天理柔道会が主催し、関係者ら約300人が出席。天理市の並河健市長が「今の大野選手には誰もかなわない。リオの地で思う存分戦ってほしい」とエールを送った。
壮行会には、大野選手とともに、全日本柔道男子の井上康生監督も出席。「大野選手は練習の質・量ともに非常にいい状態を作れている。天理柔道の魂を見せてくれると期待している」と激励した。
大野選手は「外国人選手は国を背負い、死にものぐるいで戦ってくるため、実力だけでは勝てない。強くて美しいだけでなく、執念を持って泥臭く勝負したい」と意気込みを語った。
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