観光案内や歴史講座…続けて5周年 奈良まほろばソムリエの会
奈良の観光ガイドなどを行うNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は発足5周年を記念し、記念誌を発行するほか、歴史講座などを実施する。
同会は奈良商工会議所が主催する「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級資格合格者の交流会として、平成23年4月に発足。その後「奈良の歴史・文化・自然を愛する者の集まり」として25年にNPO法人化した。現在は、奈良の観光案内や歴史講座の開催、地元文化財の保護活動などを行う7グループに分かれて活動している。
記念事業として、5年間の活動をまとめた全48ページの記念誌を500部発行。寄付講座として県立奈良朱雀高校の生徒を対象に、奈良の史跡を題材にした講座を開催するほか、県婦人会館で行われる「奈良の歴史」講座に講師を派遣する。
小北博孝理事長は「奈良の観光振興に役立てるよう、これからも進んでいきたい」と話した。
19日には午後2時15分から奈良市の奈良ロイヤルホテルで、「万葉集から古代都城の変遷を探る」と題した講演会を開催。奈良文化財研究所の馬場基主任研究員を招き、飛鳥から平城京までの遷都の事情について語ってもらう。参加費500円、申し込みは当日まで可能。問い合わせは同会(☎090・8239・1279)。
同会専務理事の鉄田憲男さんのブログ「どっぷり!奈良漬」はhttp://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n
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