「豊かな表情に感動」 キトラ古墳壁画体験館に興奮 見学者が歓声
「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」を中核施設とする国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区(明日香村、13・8ヘクタール)が24日開園した。開園式典のあと、午後からオープンした四神の館には大勢の家族連れや歴史ファンらが入場。「すごい」という歓声もあがり、初公開の天文図など修復を終え蘇った1300年前の極彩色壁画に感嘆していた。
明日香村の日本画家、烏頭尾精さん(84)は「四神図は、色や線の描き方が美しく、特に白虎は表情が豊か。感動しました」と壁画見学に満足した様子。
大和高田市の会社員、中村好伸さん(46)は「天文図は思ったよりも小さかったが、貴重なものを見ることができ、来てよかった」と話し、妻の美香さん(46)も「最新の設備で、貴重な文化財を保存する素晴らしい施設が建てられたと思います」。
キトラ古墳周辺地区は「石舞台」「高松塚周辺」など国営飛鳥歴史公園の5番目の地区として整備された。四神の館(地上1階地下1階)はキトラ古墳の北に隣接。「天文図」のほかに「朱雀」「白虎」をガラス越しに見学でき、壁画の高精細映像を楽しめる四面マルチビジョンもある。
明日香村の森川裕一村長は「壁画などの文化財は村民の誇り。村では文化財を生かした地域づくりに取り組んでおり、新しい施設をみんなで楽しく使ってほしい」と語った。
開園記念行事として県立高取国際高校吹奏楽部のコンサートや、勾玉作りの体験教室などが開催され、記念行事は25日も行われる。
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