「すべて私の責任」 76万円分の政活費領収書偽造、上田県議辞職 第三者関与なし
政務活動費の収支報告書に添付した領収書約76万円分を自ら偽造したことを明かし9月30日、辞職願を提出した上田悟県議(59)=自民、生駒郡選挙区選出。問題の発覚当初は取材に対し、「訴訟も視野に弁護士に相談している」「知人の処理に不手際があった」などと釈明していたが、この日は一転、「第三者は関与していない。すべて私の責任だ」と陳謝した。

報道陣に辞職願を提出した経緯を説明する上田悟県議
上田県議が「自分で書いた」と領収書の偽造を認めたのは、7月に県に返還した平成24~27年度の政活費約76万円分。コピー機がない並松公民館(斑鳩町)でのコピー代や、実在しない店名の茶菓子購入代金などの領収書を、手書きして偽造していたという。
この日正午、議長宛ての辞職願を提出した上田県議は会見し、「長年支えてくださった支援者の信頼を揺るがすことになり、心からお詫びする」と謝罪。領収書を偽造した理由を問われると、「軽率だった。だまし取ろうという認識はなかった」などと繰り返した。
川口正志議長は「誠に遺憾。全議員に収支報告書の点検を促し、政活費の使途について遺漏のないよう徹底する」とコメント。一方、上田県議が返還した政活費について議長らに対し、事実関係の調査を求めていた県市民オンブズマン連絡会議事務局の中垣高代さん(57)は、「辞職したら終わり、ではない。質問状に真摯に答えてもらい、県民への説明責任を果たす必要がある」と指摘した。
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