【奈良で涼】1000万ドルとはいきませんが…若草山からの夜景鑑賞にうっとり
夏は夜-。平安時代の歌人、清少納言もそう言い切ったように、古都・奈良の夏もやはり夜だろう。
涼しい夜風に吹かれる所、と思いついたのは普段、緑の芝に覆われた姿を見ている若草山(奈良市)。夜景といえば神戸だが、奈良の灯はいかに…。午後9時過ぎ、東大寺北側から奈良奥山ドライブウェイを山頂へと向かった。
闇に包まれた山中、カーブを何度も超えて登っていくと、10分ほどで駐車場に到着。少し歩き、山頂(342メートル)付近の展望台に立つと、眼下に明かりがちりばめられた大パノラマが広がった。
もちろん、神戸・阪神間のように「1千万ドルの夜景」とまではいかないが、西は生駒山まで、南は橿原市方面へと広がる静かな街の灯にうっとり…。大宮通り付近だろうか、西へのびる光の帯はひときわ明るく、平城宮跡らしい暗闇も見える。冬のほうが澄んだ空気のなかに灯が煌々として美しいだろうが、夏は吹き上げてくる風がなんとも心地良く、古都の灯を見ながらしばしロマンチックな気分に浸るのもいい。
実は「新日本三大夜景」の一つに数えられ、最近は若いカップルも目立つ。夏の週末は夜景観賞バスも走っているので気軽に訪れることができる。シカがつぶらな瞳で出迎えてくれるから、〝お一人さま〟でも大丈夫。(岩口利一)
若草山からの夜景観賞 若草山頂へは奈良奥山ドライブウェイが通じている。通行料金は普通乗用車で往復520円。9月25日までの金、土、日曜と祝日は、JR奈良駅前から近鉄奈良駅前を経て若草山頂に向かう「奈良若草山夜景観賞バス」が運行中。往復大人500円、小学生以下半額。問い合わせは奈良交通お客様サービスセンター(☎0742・20・3100)。
奈良交通のホームページはhttp://www.narakotsu.co.jp/
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