雅な音楽と舞楽に酔いしれ 斑鳩で雅楽フェス
平安時代から受け継がれてきた雅楽の演奏会「斑鳩雅楽フェスティバル」が20日、斑鳩町のいかるがホールで開かれた。
このフェスティバルは、雅楽に対する理解を深め、興味を持ってもらうことを目的に、斑鳩町文化振興財団が毎年開催し、今年で9回目となった。
同財団が開く雅楽講座の受講生が所属する斑鳩雅楽会や天理大雅楽部、おやさと雅楽会などの演奏者ら計30人が、きらびやかな衣装を身につけ、「越殿楽(えてんらく)」や「太食調(たいしきちょう) 抜頭(ばとう)」などの管弦や舞楽を披露した。
斑鳩町の平石愛子さん(71)は「伝統文化である雅楽を、若い人が演奏しているのを見て感動しました。演奏も優雅で素晴らしかったです」と話していた。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)