【高校野球】智弁、春夏連覇の夢破れる 鳴門戦、九回に力尽き
第98回全国高校野球選手権第7日の13日、第4試合に登場した県代表の智弁学園は鳴門(徳島)と対戦。初回に2点を先制したものの、中盤に追いつかれると九回に一気に3点を勝ち越される苦しい展開。エース・村上が粘り強い投球を続けたが最後に力尽き、春夏連覇の夢は消えた。
一回、1番納がヒットで出塁。3番太田が四球を選び2死一、二塁の好機から、5番高橋と6番村上の連続適時打で2点を奪う。高橋の父、知文さん(47)は「1回戦では当たりがなく心配していた。初戦のように楽に試合を運ぶきっかけとなれば」と息子の活躍に目を細めた。
投げては村上が4回まで3安打無失点に抑える上々の滑り出し。しかし五回に1点を返され、六回に同点に追いつかれる。我慢の投球を続けてきたが九回、2死満塁のピンチから3点を奪われ、勝ち越された。コーチの亀岡秀郎さん(38)は「厳しい試合展開。相手が粘り強い野球をしている。何とか踏ん張ってほしい」とナインを鼓舞する。
3点を追う九回、スタンドはこれまで以上に熱を込めて応援する。しかし、先頭打者が出塁したが後続が倒れゲームセット。主将・岡沢の母、文さん(43)は「欲を言えば頂点を取ってほしかったが、このチームの野球を甲子園で見られて幸せだった。よく戦ってくれた」と、ナインに向かって手を振った。岡沢は「勝ち切れなかったのは、自分たちの力不足」としながらも「最後は打たれたが、村上とバッテリーを組めて幸せだった。後輩たちには高校野球で学んだことを生かして、頂点を目指してほしい」と話し、甲子園を去った。
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