発掘調査体験に市民参加、土器片も出土 奈良市の大安寺旧境内
2016年09月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良時代の平城京で筆頭官寺だったとされる大安寺(奈良市)の旧境内で1日、市民が発掘調査に参加する「発掘調査体験」が行われ、17人が参加した。
市埋蔵文化調査センターが初開催。調査の目的は大安寺の境内規模の確認で、旧境内を東西に横切っていた「六条大路」があったとされる場所を、参加者らが移植ゴテで慎重に掘り下げた。
現場からは大安寺特有の文様が入った奈良時代後期の瓦「軒平瓦」や、土師器の破片などが出土。銅製品や奈良時代の水がめの破片なども見つかっているといい今後、同センターで調査する。
出土品に関する職員の説明も聞き、約2時間半の体験を楽しんだ奈良市の無職、宮田和幸さん(61)は、「奈良は遺跡も多いし、歴史も好きなので参加しました。実際に破片に触れたりすると新しい知識も増えますし、楽しいですね」と話していた。
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