「全国民カバーする歌に」 国文祭・障文祭イメージソング手がけた新井満さんが語る
来年開催される「第32回国民文化祭・なら2017」と「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」(国文祭・障文祭)。共通イメージソング2曲を手がけた作詞・作曲家の新井満さん(70)は奈良市富雄に暮らした経験もあり、奈良を「思い出深い土地」と話す。今回手がけたイメージソングについて、「県民の歌であり、全日本国民をカバーする歌にしたかった」と思いを語った。

イメージソングへの思いを語る新井満さん
イメージソングは、古事記に登場するヤマトタケルの和歌を元に構成したという「やまとしうるはし」と、俵万智さんら8人の詩から構成された「千年のかくれんぼ」の2曲。新井さんには今春、県から依頼があり、「全身を総動員して、命がけで取り組まなければならない仕事だと思った」と振り返った。
古事記を何度も読み直す中、ヤマトタケルの歌に「望郷の歌で、(イメージソングに)『どんぴしゃだ』と思った」という新井さん。「日本人はふるさとを顧みる民族。そのルーツは、『古事記』や『ヤマトタケル』にあるのでは」と題材に選んだという。日本の原風景を思い浮かべられるような懐かしいメロディーで、「自分の中にある〝良い思い出〟を懐かしめるようなメロディーラインにした」と話した。
一方、「千年のかくれんぼ」はラテン調の大人っぽい雰囲気。俵万智さんや松尾芭蕉など、古今東西8人の詩を元に構成されている。テーマは「恋」で、「やまとしうるはし」と全く違った味わいが魅力だ。新井さんは「この2曲は両輪」と強調、「セレモニーなどでは『やまとしうるはし』を、愛唱歌として『千年のかくれんぼ』を使ってほしい」と話した。
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