近世・近代の花街・元林院を紹介 奈良市史料保存館で展示
江戸時代から昭和初期までの奈良市元林院町の歴史を紹介する「近世・近代の元林院町―絵師の町から花街へ」が10月23日まで、奈良市の史料保存館で開催されている。
猿沢池の南西に位置する元林院町の近世から近代にかけての変遷を知ってもらおうと同館が企画。元林院町は江戸時代までは、興福寺などに仏画などを納めていた絵師が多く住んでいたとみられるが、鉄道が整備された明治時代には、観光地としてにぎわった。芸者も最盛期の昭和初期には200人以上おり、関西有数の花街として栄えたという。
展示では、奈良町の絵師が制作した江戸時代後期の奈良町の地図「和州奈良之図」や仏画、昭和初期に芸者が春日大社へ真榊を奉納する様子を写した絵はがきや写真などが並んでいる。
奈良市の大学1年、山崎千寿さん(18)は「奈良町の歴史は全然知りませんでしたが、写真もあり解説も丁寧で、来てよかったです」と話していた。
入場無料。入館は午前9時半~午後4時半。月曜と祝日の翌日は休館。10月9日午後1時半からは、職員による展示解説が行われる。問い合わせは奈良市史料保存館(☎0742・27・0169)。
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