遺児の進学支援を あしなが学生募金スタート 学生らが呼びかけ
2015年10月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
病気や災害で親を亡くした子供たちの進学支援のため寄付金を募る「あしなが学生募金」が全国で始まり、県内でも17日、近鉄奈良駅など3カ所で遺児らが支援を呼びかけた。
遺児への奨学金の貸し出しを行うあしなが育英会(東京)が毎年4月と10月に募金活動を実施。これまでに約9万5千人の遺児の進学を支援してきた。
この日、近鉄奈良駅前では、学生6人が通行人に募金を呼び掛けた。18日、24日、25日にも近鉄生駒駅や大和八木駅などでも募金活動が行われる予定。
活動に参加した大学2年の岡田さくらさん(19)は「奨学金制度によって、親が亡くなり、進学も諦めざるを得ないという負のスパイラルを変えたい」と話していた。
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