優美な春日造のお社輝く 奈良の丹生神社で檜皮葺き替え
2015年10月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市丹生町の丹生(にゅう)神社で約20年ぶりに行われていた本殿(重要文化財)の檜皮葺き屋根の葺き替えなどの修理が完了し、春日造のお社が優美さを取り戻した。
丹生神社は奈良市東部の山間に位置。創建は明らかではないが、本殿は棟木に嘉吉2(1442)年の棟上げを示す墨書がある。老朽化が進んだため昭和29年に解体修理が行われ、近年は20年周期で屋根が葺き替えられている。
今回の修理は今年2月から9月末にかけて実施。本殿の檜皮が葺き替えられたのをはじめ、塗装や金具の補修も行われ、輝きが戻った。
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