ご当地アイドルもいっしょに学んだ 北方領土問題考えるイベント開催
日本固有の領土でありながら、ロシアによる法的根拠がない占拠が続いている北方領土への関心を高めてもらうためのイベント「ほっぽうスクール楽しく、学ぼう、北方領土」が23日、上牧町のアピタ西大和で開かれた。
北方領土問題に関する啓発活動などを行っている独立行政法人「北方領土問題対策協会」が主催。子供や若者にも北方領土問題を知ってもらおうと、全国15府県で開催を計画している。
会場では北方領土の歴史や気候などを説明するパネルを使ったクイズラリーや、子供向けの塗り絵、パズルコーナーも設けられ、家族連れが訪れていた。
また、奈良のご当地アイドル「Le Siana(ルシャナ)」も北方領土をテーマにしたトークショーに参加。メンバーのももねぇさん(23)は「北方領土問題をみんなが自分のことのように考えないといけないと思う」と訴えた。
上牧町の会社員、吉村滋記さん(29)は「クイズもパネルを読めば分かる問題で、子供が見てもいい勉強になると思います」と話した。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)