「インパクトある選挙だったんでしょうね」、大阪ダブル選に荒井知事興味なし
荒井正吾知事は25日の定例記者会見で、大阪維新の会が圧勝した大阪府知事と大阪市長のダブル選について報道陣からコメントを求められ、「感想といっても出てこない。他の地域の地方選挙にコメントしようがありません」としつつ、「注目されているインパクトのある選挙だったんでしょうね」と話した。
旭化成建材の偽装は天理市の1件、2件は確認できず
一方、旭化成建材による杭打ちデータ偽装問題で、同社が手がけた県内の建物22件中、偽装があったのは天理市の火葬場「聖苑」1件だったことを明らかにした。元請け業者が倒産するなどしてデータ自体が入手できず、確認できなかったのも2件あったという。
データ偽装問題の調査をめぐっては、旭化成が13日に県内22件中、16件で調査が完了し、うち公共施設1件で偽装があったと発表。公共施設が天理市の火葬場だったことも判明した。
荒井知事は今後について「県独自の調査はしない」と改めて強調。その上で「1番大事なのはメーカー責任だ。偽装をすると倒産するかもしれないという強い倫理観がなかった」と指摘、「国の権限と責任に基づいて(業界全体を)指導することも必要だ」と述べた。
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