選挙少なく資金動きも少なく 26年の政治資金収支報告書公表
県選管は27日付で、県内の政治団体の平成26年分の政治資金収支報告書を公表した。収入総額は前年比11・03%減の11億8494万円、支出総額は同14・75%減の11億755万円だった。県選管は「25年と比べると地方選が少なかった上、26年末の衆院選も急だったため、金の動きは大きくなかった」とみている。
県選管に届け出ている政治団体は26年末時点で870団体で前年から4団体増加。うち、822団体が報告書を提出した。
報告書は県選管のホームページ(http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=1701)で閲覧できる。
政党支部の26年の収入は、同4・80%減の8億59万円。支出は同4・74%減の7億5638万円だった。収入の内訳は「交付金」が4億4571万円で最も多かった。
政党別では収入が増加したのは民主、生活。収入、支出ともに減少したのは共産、公明、社民、維新だった。
政党支部以外の政治団体の収入は3億8434万円(同21・71%減)、支出は3億5116万円(同30・49%減)だった。
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