【学童野球】奈良ジュニアファイターズ初V ジュニア親善大会
県内73の少年野球チームが参加した「第23回ジュニア親善大会2015」の準決勝、決勝戦が29日、大和郡山市の市立矢田小学校で行われ、奈良ジュニアファイターズが6-0で飛鳥紀寺スポーツ少年団を破り、初優勝を果たした。
試合は序盤から奈良ジュニアファイターズが主導権を握る展開に。1回から2番の松本大輝選手(10)の本塁打で2点を先制し、その後も小花康介選手(11)が2安打3打点の活躍を見せるなど、毎回得点を重ねて飛鳥紀寺スポーツ少年団を突き放した。
飛鳥紀寺スポーツ少年団は相手の投手陣に4回まで無安打に抑えられ、最終回に4番の中島治憲主将(11)が安打を放ち意地を見せるも及ばなかった。
頂点に立った奈良ジュニアファイターズの川村拓也主将(11)は「決勝は序盤に得点できたことで波に乗れた。チームとしてみんなで勝ち取った優勝です」と喜んだ。
飛鳥紀寺スポーツ少年団の中島主将は「点を取られてからチームに元気がなくなった。次は奈良ジュニアファイターズさんを破って優勝したい」と悔しさをにじませた。
表彰式で県軟式野球連盟郡山支部の沢村進理事長は「大会を通じて奈良市のチームのレベルの高さが光り、盛り上がった。いい大会になりました」とあいさつ。両チームに賞状や優勝杯、準優勝杯が贈られた。
準決勝の結果は次の通り。
奈良ジュニアファイターズ5-0若草ベースボールクラブ▽飛鳥紀寺スポーツ少年団5-2高田イーグルス
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