バンビシャスの試合を観戦してポイントためよう 奈良市が制度化
奈良市はプロバスケットボールTKbjリーグの「バンビシャス奈良」のホームゲーム観戦者に、特産品との交換や奈良交通のバスチャージ券などと交換できる「健康スポーツポイント」の付与を始める。市中央体育館で開催されるホームゲームのハーフタイム終了までに特設窓口に観戦チケットを持っていくと、ポイントが付与される。
健康スポーツポイントは、市民の健康長寿を目的に市が進めるポイント制度。指定のスポーツ観戦やイベント参加などでポイントが付与され、市が無料で発行する「奈良市ポイントカード」や「ICOCA(イコカ)」などのICカードにもためられる。たまったポイントは、特産品や奈良交通のバスチャージ券と交換できるほか、加盟店で1ポイント1円として使える。
今シーズン、ポイント付与の対象となるバンビシャスの試合は残り4試合。市中央体育館で開催される12月26、27日の埼玉ブロンコス戦、平成28年1月30、31日の滋賀レイクスターズ戦を観戦すると、1試合で100ポイントが付与される。
市の平成23年度の調査で、週に1回30分以上の運動をする市民は37・7%で、全国平均(45・3%)を大きく下回っている。30、40代の子育て世代は運動習慣のある人が減っており、同課は「ポイント制度で少しでも多くの人に運動に関わってほしい」としている。
【関連記事】
バンビシャス・アシュビー選手が奈良支局訪問 職場体験の中学生と
冬の奈良泊は最大半額も、ネットでクーポン 「4万人増やす」と知事
【ガムシャラ バンビシャス】「この仲間で懸命に戦う」、ホーム戦前に知事表敬
「子供たちに最高の環境を」、奈良市学童軟式野球連盟40周年で池田会長決意
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)