今まで規定がなかった 市営住宅の迷惑行為に対応 御所市が条例案提出へ
2015年12月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
御所市は2日、市営住宅での迷惑行為に対し、市長が当該行為の停止など、必要な措置を命じることができるとした条例改正案を発表した。8日に開会する12月定例市議会に提案する。
市によると、一般的に各自治体では公営住宅の入居者による迷惑行為を禁止する規定を設けているが、同市ではこれまで明確な規定がなかったため、迷惑行為に対応するための根拠として整備するという。
改正案では、市営住宅の入居者は「周辺の環境を乱し、他に迷惑を及ぼす行為をしてはならない」と規定。また、市長は違反行為を行った入居者に対し、当該行為の停止や必要な措置を命ずることができるとしている。
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