生駒・壱分小で16人が感染性胃腸炎 サポウイルス検出 全員快方へ
2015年12月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県は2日、生駒市立壱分小学校で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。1、2年と4、5年の児童16人が発熱や下痢などの症状を訴え、うち検査を実施した3人からサポウイルスを検出。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。
先月30日に症状を訴える児童が急増。発症者が6人出た2年の1クラスが1~2日まで学級閉鎖となった。
■サポウイルス ノロウイルスと同じ仲間のウイルスで人間の小腸で増殖する。発見された地が北海道の札幌だったため、この呼び名とされている。集団胃腸炎の原因ウイルスとして検出されることが増えている。
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