なぜ?急ぐ、大立山まつり 「1年遅れると競争に差」と荒井知事
2015年12月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
荒井正吾知事は9日、12月定例県議会の一般質問で来年1月29日~2月2日に平城宮跡(奈良市)で開催予定の「大立山まつり」の進捗状況などについて問われ、「大立山の製作は順調で、広報活動も進めている。奈良の冬のイメージを一新するイベントとしたい」と意気込みを語った。
一方、「なぜ性急な形で予算化したのか」など開催のタイミングに関する質問には、「外国人観光客の獲得競争が激化している中、1年遅れると差が出る。一刻も早い観光客誘致の手立てを講じる必要があった」と主張。
「観光客数が落ち込む1~2月の新規イベントについて職員と話し、アイデアが出てきた。県庁職員のイベント力は日本有数。温かく見守ってもらいたい」と述べた。
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