橿原で見つかった「あさ」の年賀状、大阪起業家ミュージアムで写真公開
橿原市内の民家で見つかった、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルの実業家、広岡浅子が書いた年賀状が「大阪企業家ミュージアム」(大阪市中央区)で、写真パネルの展示により初公開されている。横長の紙に毛筆で時候のあいさつが記され、末尾に「浅」と自署がある。大阪商工会議所は時代背景や経済史とともに紹介し、地元ゆかりの女性の人気を後押しする。
年賀状は浅子の義弟の妻宛て。「賑々しく若葉の春に移りゆくこと、鶴は千年亀万年のようにめでたく」とかしこまった文面だ。
今回の展示では浅子や、恩人で大商初代会頭の五代友厚の生涯に関する資料が並び、来年2月13日まで公開する。入館料は大人300円、中学・高校・大学生は100円。休館日は日、月、祝休日(12月26日~1月4日も休館)。同ミュージアムのホームページはhttp://www.kigyoka.jp/
年賀状は、橿原市内の民家で見つかった、浅子の嫁ぎ先「加島屋」にまつわる資料約1万点のうちの一つ。同じ宛先に送った手紙は他にもう1通あり、浅子が会社設立に貢献した大同生命保険のサイトで今月16日から公開予定だ。大同生命のホームページはhttp://www.daido-life.co.jp/
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