「いろいろ考える機会になった」、女子短大生が妄想用婚姻届書いてみた
自らの将来像を描いてもらおうという「ライフデザインミーティングinなら」が12日、奈良市の奈良文化女子短期大学で行われ、同大の1、2年生約80人が「妄想用婚姻届」の作成や子供との触れ合いを通して出産や子育てを考えた。
結婚や育児などを思い描くことで未婚・晩婚化による少子化を改善するため、県が「リクルートマーケティングパートナーズ」(東京)に委託し実施した。
第1部では「妄想用婚姻届」に自分と相手の職業・年収や相手の性格・外見、子供の数、家事・育児の分担など結婚後の暮らしについて記入。その後、学生同士で話し合い、さまざまな意見が出された。第2部は1年生35人が1~3歳の子供と触れ合い、家族のあり方を考えた。
2年生の池宮七海さん(19)は「結婚はしたいと思っていたけど、具体的に考えたことはなかった。いろいろ考えるいい機会になった」と話した。
1月23日は奈良佐保短期大学(奈良市)、2月14日は県文化会館(同市)で実施。18歳以上30歳未満の県内在住、在勤、在学の独身者が対象で、定員は各日100人。申し込みは当日2日前の午後5時まで。県子育て支援課(☎0742・27・8603)。
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