郡山城復元に 「明日のお城と城下町を考える会」が寄付
大和郡山市の市民団体「明日のお城と城下町を考える会」(飯田喜代視会長)が郡山城跡の整備費用として、市民から集めた寄付金約12万3千円を市に寄付した。
同会は11月14、15日に開かれた郡山城天守台の石垣整備工事現場の見学会で「城守募金」を実施。県内外から参加した約700人の〝城ファン〟が寄付した。郡山城の復元を目指し、昭和56年に有志らで結成した会では現在、約20人が活動しており、毎月第2日曜日に市内の外堀緑地公園でフリーマーケットを開催。売上金を市に寄付している。
上田清市長を訪問した飯田会長は「市民のみなさんとともに『ほんまもん』の郡山城を実現したい」と夢を語り、上田市長は「市民の城への思いが形として残るよう、大切に使いたい」と話していた。
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