カラフル議場 古代衣装で世界遺産のまち・橿原をPR
2015年12月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
橿原市議会で、藤原宮跡や大和三山など「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録をアピールするため、議員や市職員ら約50人が飛鳥時代の古代衣装姿で執務した。
本会議場では議長を含めた議員や、答弁にあたる市幹部らが赤や青、黄、緑色などカラフルな衣装に身を包んで質疑。市庁舎1階の総合案内の女性スタッフも女官をイメージした衣装で応対にあたった。
日本書紀によると、持統天皇が飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)から藤原京に遷都した日は持統8(694)年12月6日。本会議場での古代衣装の着用はこの日に合わせる形で平成22年から行われており、今年で6回目。〝お堅い〟イメージの議場も、この日は華やかなムードに包まれた。
【関連記事】
「一つで担当がベスト」、橿原市が「魅力創造部」創設へ 観光客誘致も
「想定外の大発見」 藤原宮跡大極殿跡の階段遺構 天皇用階段も
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)