「桑姫のほっぺ」召し上がれ 女子高生が共同開発 クワの葉粉パンとケーキ
大和高田市の奈良文化高校が葛城市のパン製造販売会社「あけぼのパン」とコラボレーションし、クワの葉の粉を使ったパウンドケーキとパンを開発、「桑姫のほっぺ」として商品化した。同社の直営店(葛城市北花内)で販売している。
同校は葛城市内で栽培されているクワの葉を活用した食育に取り組んでおり、クワ栽培を手伝ったり、クワの葉の粉を使った商品開発も行っている。
商品化されたパウンドケーキとパンは、クワの緑色が鮮やか。同社がクワの葉の粉を混ぜた生地にあずきやシロップ漬けしたオレンジの皮などを入れたパウンドケーキ(1個250円)とパン(同100円)を完成させた。
同校食文化コース2年の井上咲里さん(16)が「パウンドケーキがふわふわで『ほっぺ』というイメージが浮かんだ」と、「桑姫のほっぺ」との名称を考案。総合進学コース3年の松本日菜子さん(17)が「桑姫」とクワの葉の形をあしらったラベルデザインを考えた。
同社の芦髙俊哉社長(55)は「クワの葉の粉をどれぐらい生地に混ぜると、クワの葉の色がでるのかなどを試し、商品化した。食感もやわらかです」と話した。
ケーキとパンに関する問い合わせは、あけぼのパン(☎0745・69・2164)。
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