奈良の〝イチ押し〟お菓子を選ぼう! インターネットで投票受け付け中
あなたが選ぶ奈良のお菓子はどれですか―。奈良のお土産として古くから受け継がれ、愛されてきたお菓子を〝再発見〟しようと、県はインターネットによる投票コンテストを開催している。来年1月10日まで。
エントリーされている菓子は、10月下旬から11月下旬にかけてインターネット上で自薦、他薦を問わず募集。おおむね100年の歴史があり、お土産におすすめのものが選定基準で、まんじゅうや団子、羊羹(ようかん)など22の菓子が集まった。
投票はインターネットの情報サイト「デジタルぱーぷる」(http://www.digi-pa.com/)から。コンテスト後、審査委員による試食などで複数に絞り込み、来年2~3月ごろまでに冊子にまとめて紹介するという。
担当者は「埋もれているおいしくて魅力あるお菓子を紹介し、奈良のアピールにつなげたい。冊子にはお菓子をめぐる歴史や伝統も盛り込み、読み物としても楽しんでもらえると思う」とし、「奈良のお土産として手土産にしたいお菓子やおすすめのお菓子を選んで」と呼び掛けている。
問い合わせは県の事業委託先「エヌ・アイ・プランニング」(☎0743・71・7710)へ。
ノミネートされている菓子は次の通り。
さつま焼=御菓子司 春日庵(奈良市)▽奈良饅頭=御菓子司 千代の舎 竹村(奈良市)▽野守の鏡=同▽青丹よし=御菓子司 鶴屋徳満(奈良市)▽献上三笠=同▽意傳坊(いでんぼう)=菊水楼(奈良市)▽葛の里葛湯=天極堂奈良本店(奈良市)▽大安寺焼き餅=寧樂菓子司 中西与三郎(奈良市)▽青丹よし=萬々堂通則(奈良市)▽御城之口餅=御菓子司 本家菊屋(大和郡山市)▽だんご庄のおだんご=だんご庄(橿原市)▽名物みむろ=白玉屋榮壽(桜井市)▽くさ福餅=総本舗 白酒屋(桜井市)▽女夫饅頭=やまとびとのこころ店( 桜井市)▽宇陀川=御菓子司 昇栄堂(宇陀市)▽丁稚羊羹=御菓子司 日進堂(宇陀市)▽きみごろも=きみごろも本舗 松月堂(宇陀市)▽本葛湯=黒川本家(宇陀市)▽松風=雲水堂(田原本町)▽葛飴=吉田屋(下市町)▽栗羊羹 杣づと=御菓子司 西善(東吉野村)▽水羊羹「玄冬花」=同
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