奈良マラソン4回優勝の平田さん 王寺町スポーツ特別功労賞第1号
スポーツの分野で活躍し、町の名を広めたアスリートを表彰する王寺町の「スポーツ特別功労賞」の第1回受賞者に、奈良マラソンで4回の優勝を果たした同町職員、平田治さん(38)が選ばれた。
平田さんは町総務課主事。30歳ぐらいからマラソンを始め、毎日出勤前と帰宅後、町内を約20~30キロ走っているという。奈良マラソンでは第2、3、4回大会で3連覇。今月13日に開催された第6回大会でも2時間24分41秒をマークし、2位に5分以上の差をつけて2年ぶり4回目の優勝を飾った。
表彰式は23日、同町で開催された「第63回町和(やわらぎ)マラソン」の開会式で実施。平井康之町長から、同大会に出場した平田さんに表彰状と記念品が手渡された。
平田さんは「町に新たな賞を創設してもらい、その第1号に選ばれたのはとても名誉なこと」と笑顔を見せ、マラソンに打ち込む人たちには「無理をしすぎず、こつこつと続けていってほしい」と話していた。
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