商売繁盛、家内安全願い 佐良気神社で「十日えびす」にぎわう
2016年01月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「春日のえべっさん」として親しまれている春日大社末社の佐良気神社(奈良市)でも10日、「十日えびす」を迎え、太鼓が打ち鳴らされる境内に家内安全や商売繁盛を願う参拝者らが続々と訪れた。
佐良気神社は同大社の摂社・若宮神社の南側に鎮座。家内安全・商売繁盛の神、蛭子神が祭られ、この日朝には例祭が営まれた。
境内には約2千本の吉兆笹が用意され、神戸製鋼所の女性社員8人が福娘になってくま手や俵などの縁起物を販売したり、吉兆笹にタイや千両箱の飾りを取り付けたりした。参拝者は福娘から福を授ける鈴を鳴らしてもらうと、清らかな気持ちで吉兆笹を持ち帰った。
奈良市の会社員、田畑貴美子さん(58)は「家内安全と、おいが開いているギター教室の繁盛もお願いしました」と話していた。
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