「警備対策果敢に取り組む」 サミット見据え 県下警察署長会議
2016年01月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県警本部で14日、今年初の県下警察署長会議が開かれ、幹部や県内12の署長ら計70人が出席。5月に開催される主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向けた警備対策や県内の治安情勢、県警の運営重点目標などを確認した。
羽室英太郎本部長は訓示で「子供や女性、高齢者の安全を脅かす事案が後を絶たず、指定暴力団六代目山口組の分裂や国際テロ情勢の緊迫化など、治安情勢は厳しい状況にある」と指摘。一方、昨年香芝市で小学6年の女児が連れ去られた事件の早期解決などを挙げ、「社会に警鐘を鳴らす事件を検挙してきた」とした。
また、今年5月に開かれる伊勢志摩サミットについて、「テロ対策や情報収集、警備訓練など、警備諸対策に果敢に取り組む必要がある」と強調した。
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