特大茶碗で豪快に一服 西大寺で「大茶盛式」
2016年01月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の西大寺で15日、特大の茶碗で茶を回し飲む恒例行事「大茶盛式」の初釜が行われ、訪れた参拝者らが新春の豪快な一服を楽しんだ。
鎌倉時代の高僧・叡尊上人が神社に供えた茶の残りを振る舞ったのが由来とされ、参加者は直径30センチ以上の特大茶碗で、助け合いながら茶を回し飲んだ。
東京から夫(38)と訪れた公務員、米田真梨子さん(35)は「申年生まれなので、今年はいいことがあればうれしい」と笑顔で話していた。
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