合格つかめ 近鉄車内に「五角」のつり革 お守り入場券も
受験シーズンに合わせ、近鉄が沿線社寺で合格祈願の祈禱やおはらいを受けた五角形のつり革を、奈良線や生駒線など13路線の車両に設置している。「五角(合格)をつかむ」の語呂に合わせたもので、同社は「ぜひ五角のつり革を探し出し、合格をつかんで」としている。
つり革は達磨寺(王寺町)や安倍文殊院(桜井市)など、知恵や学問、勝負事に縁がある7社寺で祈禱やおはらいを受けたもの。列車によって設置場所は異なるが、設置車両の窓ガラスには目印に、「つかめ!!合格(五角)」と書かれた黄色い五角形のステッカーが貼られている。
また試験日のお守り用として、各社寺の最寄り駅の「合格祈願入場券」(150円)も各駅300枚限定で販売。県内では信貴山下、新王寺、大和西大寺、吉野、桜井の5駅の窓口で販売しており、入場券を持参して各社寺を参拝すると、五角形の鉛筆やお守りなどがもらえる。
同社事業課の藤本辰男さん(48)は「1本、1本、社員が現地へ伺って祈禱、おはらいしてもらった五角つり革をぜひ見つけて、〝合格〟をつかみとってほしい」と話していた。
2月29日まで。問い合わせは同社旅客案内テレフォンセンター(午前8時~午後9時、☎06・6771・3105)。
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