平城高生が帝塚山小訪問 「公立」と「私立」の違い学ぶ
奈良市の県立平城高校(奥田秀紀校長)の普通科教育コースの2年生37人が同市の帝塚山小学校(池田節校長)を訪問、児童との交流や授業参観を通じて、私立と公立小学校の違いについて学んだ。
平城高校の教育コースは、教育を担う人材の育成を目的に平成18年に新設され、将来教師を目指す生徒たちが学んでいる。昨年には「教育体験」の一環として、地域の公立小学校でインターンシップにも取り組んだ。
14日、帝塚山小を訪問した高校生らは、児童らに絵本を読み聞かせるなどした後、各学年の授業や英語教室、室内プールなどの施設を見学。帝塚山小の池田校長から、「私学は独自色を打ち出した授業ができるなど、公立に比べ自由裁量でできることが多い」など、公立小学校との違いについて説明を受けた。
参加した平城高校2年の坂美幸さん(17)は、「独自のカリキュラムや施設も充実していて、楽しそうな雰囲気だった」と話していた。
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