東大寺の僧侶が読経 奈良国立博物館で「冬季仏像供養」
2016年01月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良国立博物館で19日、恒例の「冬季仏像供養」が行われ、展示されている平安時代の観音菩薩立像(同館所蔵)の前で、東大寺の僧侶ら約20人が読経した。
数多くの仏像、仏画を展示している同館は年に4回、仏像供養を実施。この日は、東大寺の筒井寛昭別当らが同像を前に読経。仏像、仏画が並ぶ展示会場内も回って祈りをささげた。
その後、湯山賢一館長ら参列者が順に焼香し、館内は厳かな雰囲気に包まれた。
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