交通安全運動で地域貢献 橿原高校に「優良学校賞」
2016年02月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県立橿原高校(橿原市)が全日本交通安全協会と警察庁から「交通安全優良学校賞」を受賞した。県庁を訪問した生徒らは吉田育弘教育長に、「これまで以上に交通安全の取り組みに力を入れたい」と語った。
昭和36年から同協会と警察庁が主催する「交通安全国民運動中央大会」で、交通安全に功績のあった学校や団体、個人を表彰しており、今回で56回目。県内で唯一受賞した同校は全校生徒約1100人のうち400人以上が自転車通学で、生徒会が中心となって地域の清掃や通学路の安全確認のほか、警察の交通安全啓発活動にも積極的に協力してきたという。
県庁で吉田教育長と面談した2年生で生徒会長の竹本晴紀さん(17)は「今後はこれまで以上に、地域の人も巻き込んだ交通安全活動に力を入れたい」と話し、吉田教育長は「活動は生徒が『ルールを守る』という自覚を持ってやることが大事。受賞は長年の頑張りの成果だと思います」と祝福した。
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