インフルエンザ流行拡大 県が警報発令 学級閉鎖73校園に
2016年02月19日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内でインフルエンザの患者数が拡大しているとして県は18日、インフルエンザ流行の警報を発令した。県は「今後患者数が増えることも予想される。手洗いやマスクの着用など予防策を徹底して」と呼び掛けている。
県によると8~14日の1週間、インフルエンザの患者数を調査する県内54カ所の定点医療機関から報告された患者数は、前週の1・4倍以上となる1861人となり、警報発令の規定値を超えた。
年齢別にみると0~9歳が最多で1044人。10~19歳が396人、40~49歳の113人と続いた。8~14日の間、インフルエンザにより学級閉鎖を実施した県内の幼稚園や小中高校は73校、欠席者は1012人に上った。
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