【奈良クラブ】J3昇格へ自信「100%の補強」 新体制発表会
サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブは2016シーズンを前に、奈良市内で新体制発表会見を開いた。元日本代表の山田卓也選手(41)をはじめ、14選手が新たに加入。矢部次郎ゼネラルマネジャー(GM)は「もうひとつ奈良クラブが作れるほどの戦力を整えた」と、目指すJ3昇格に自信を見せた。
JFL昇格1年目の昨シーズン年間成績は、13勝10敗7分で7位。得点力不足などが課題となり、J3昇格条件のJFLで4位以内、「Jリーグ百年構想クラブ」で2位以内を満たすことはできなかった。
昇格を目指す今シーズンは山田選手のほか、J2で121試合出場経験のあるMF小井手翔太選手(34)、U-16日本代表経験のあるDF大西勇輝選手(19)など、ベテランから若手まで即戦力を補強。中村敦監督は「100%の補強ができた。昨年より数段強くなった奈良クラブをお見せできると思う」と力強く宣言。山田選手は「僕の経験をこの若いチームに植え付けたい」と意気込みを語った。
また、魔よけ効果があるとされる「鱗文様」の新ユニホームや、クラブコンセプト「勝ち負けよりも大切なものがある」などが発表された。
2016シーズンは3月6日に開幕し、奈良クラブは滋賀県甲賀市の市陸上競技場で、MIOびわこ滋賀と対戦する。
【関連記事】
【奈良クラブ】GKのシュナイダー潤之介、JFL海外遠征選抜メンバーに
【奈良クラブ】「必ず昇格に全力尽くす」、中村監督が来季も指揮
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)