JR、近鉄の駅周辺に防犯カメラ50台設置へ 奈良市が新年度に予算
2016年02月24日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市は市内にあるJR、近鉄の全15駅に防犯カメラ計50台を設置する。平成28年度当初予算案に事業費1400万円を盛り込んだ。
奈良市では16年に小1女児が誘拐、殺害された事件を受け、女児が通っていた市立富雄北小学校の通学路に防犯カメラ8台を設置。ほかの場所に市で防犯カメラを設置するのは初めてとなる。
ひったくりなどの犯罪発生場所が駅周辺に集中しているため、ロータリーなどを中心に設置。市が管理し、撮影された映像は自動で暗号化され、警察の捜査などで必要時以外は再生できない仕組み。市は「住民から通学路や地下道への防犯カメラ設置要望があり、効果を見極めて追加も検討したい」としている。
【関連記事】
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)