家族で楽しめる「信貴山寅まつり」始まる 28日には寅行列も
信貴山と縁の深い寅にあやかった「信貴山寅まつり」が27日、平群町の信貴山朝護孫子寺で始まった。張り子の寅の絵付け体験などが行われたほか、出店も並び、大勢の家族連れらでにぎわった。
寅まつりは「寅の月」である2月に寺を訪れてもらおうと平成26年から始まり、今年で3回目。
この日は、平群町や三郷町などの特産品やB級グルメを販売する20店が並び、にぎわいを見せた。また、職人の指導を受けながら張り子の寅の絵付けを体験できる催しがあり、家族連れらが挑戦していた。
姉妹で絵付けを体験した大阪府東大阪市の小学5年、脇田那奈未さん(11)は「難しかったけどうまくできた」。妹の真未さん(8)は「背中の模様が難しかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。
28日は、午前11時から寅年生まれの寅娘、寅男たちが寅みこしを担いで練り歩く「寅まつり大法要(寅行列)」、午後2時からは張り子の寅を供養する「納め寅供養」が行われる。問い合わせは同寺(☎0745・72・2277)。
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