来たれ!斬新な金魚鉢デザイン 大和郡山市が公募
「金魚の街」として知られる奈良県大和郡山市が今年、「全国金魚鉢デザインコンテスト(仮称)」を初めて開催する。4月以降に全国から金魚鉢のデザイン案を募り、ユニークさや機能性などを審査。複数選んだ優秀作の中から、実際に制作、展示する最優秀作品1点を市民投票で決める。市は平成27年度2月補正予算案に事業費550万円を計上した。
金魚の養殖が盛んな同市では7年から毎夏、「全国金魚すくい選手権大会」を開催しており、昨年は海外からを含め約4千人が参加。「金魚すくい道場」もあるほか、金魚の専門知識を身に付けて発信する「金魚マイスター」の養成塾も開校している。
市内には市特注の灯籠型の金魚鉢のほか、地域団体が電話ボックスを水槽に改造した「金魚ボックス」や、電機店主が廃棄対象の電子レンジに水槽を入れた「レンジ金魚鉢」など、ユニークな金魚鉢もあちこちに。市は「コンテストで金魚が引き立つような現代人のさまざまなアイデアが集まれば」と期待している。
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