奈良観光は「はとバス」ならぬ「しかバス」で 県が4月からツアー開始へ
奈良観光は「しかバス」で!県は4月から県内の寺社や季節ごとの花の名所、絶景を巡る観光ツアー「大和しかバスツアー」を始める。
実施主体の県ビジターズビューロー(奈良市)と企画。事業費として558万円を平成28年度当初予算案に計上した。ツアーは40人乗りの観光バス1台で土日と祝日に運行し、全行程に添乗員が同行する。
岡寺(明日香村)や長谷寺(桜井市)をめぐり、シャクナゲやボタンなど季節の花々を鑑賞できるツアーや、白ツツジと新緑を堪能できる三峰山ハイキングツアーなど〝奈良の歴史ファン〟以外も楽しめる内容とする。
首都圏からの観光客も取り込みつつ、県の中心部や南部にも行きやすくするため、〝南の玄関口〟である近鉄大和八木駅を午前11時半に出発するよう時間設定も考えた。東京や横浜を中心に運行する「はとバス」(東京)に並ぶ知名度を獲得できるか、注目される。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)