お遍路の出会いを写真に 大和郡山で展示会 6日まで
2016年03月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「お遍路」の魅力を伝える写真展「四国八十八カ所巡礼の旅 遍路歩記展」が2日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで始まった。6日まで。入場無料。
昨年、同市の矢田寺境内に〝ミニお遍路〟として「矢田寺へんろみち」と「もみじ公園」を完成させた「矢田寺へんろみち保存会」が、完成を記念して企画。前会長の山下正樹さん(71)が巡礼先で出会ったグラフィックデザイナー、宮本光夫さん(71)=徳島市=が撮影した遍路道の風景や、出会った人々の笑顔などを感想とともに32点展示している。
山下さんは「厳しい自然や人との出会いが一番の魅力」、宮本さんも「遍路道で生まれる色んなご縁を作品にしました。これを機に遍路に興味を持ってもらえれば」と話す。
期間中、「公認先達」の資格を持った遍路経験者が、健康状態に合わせた遍路旅をアドバイスする「相談会」を毎日実施。5、6日には、各札所から運ばれた「お砂」を踏む「お砂踏み」も開催する。問い合わせは山下さん(☎090・5648・1989)。
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