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当麻寺西塔 1世紀ぶりに本格修理へ 秋にも着手 


 古代の寺院では全国で唯一そろって残る当麻寺(葛城市)の東西両塔(国宝)のうち、西塔の屋根などで劣化が進み、県教委(県文化財保存事務所)は秋にも修理事業に着手する。周辺では地すべりが起こる恐れもあるといい、詳細な調査を予定。結果次第では大正2年以来、1世紀ぶりの本格修理になるという。新年度当初予算案に補助金を盛り込んだ。

劣化が進んでいるという当麻寺西塔

劣化が進んでいるという当麻寺西塔

 当麻寺の伽藍は山麓に広がり、西塔は本堂(曼荼羅堂、国宝)、東塔(国宝)は中之坊の南側に建ついずれも三重塔。東塔は奈良時代、西塔は平安時代の建築とされる。

 西塔は高さ約25メートルで、県文化財保存事務所によると瓦がずれ落ちているほか、軒付近の部材も傷んでいる。周辺では地すべりの発生も懸念されるといい、寺は委託して修理を実施する方針。秋にも調査を行い、新年度内に塔周囲に修理のための素屋根を設ける予定という。

 当麻寺護念院の葛本雅崇住職は「創建当初の姿を残していくために修理はよい機会となり、ありがたい」と話している。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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